N-LAB

AWSのCLB(Classic Load Balancer)のTLS 1.0/1.1を無効化する方法


目標

※モダンブラウザではTLS 1.2は対応されているが、古いブラウザでは1.2に対応していない場合もあるため注意

前提


目次

  1. SSL/TLSとは
  2. CLBのセキュリティポリシー変更
  3. TLSのバージョン確認


1. SSL/TLSとは




2. CLBのセキュリティポリシー変更


検索欄より「ec2」と入力し、「EC2」をクリックします。
ec2
左サイドメニューの「ロードバランサー」をクリックします。
load balancer
設定を変更したいCLBのNameをクリックします。
clb list
タブの「リスナー」をクリックし、ロードバランサーのプロトコルが「HTTPS」の暗号カラムの「変更」をクリックします。
clb detail
「事前定義されたセキュリティポリシー」のセレクトボックスで以下を選択し、「保存」をクリックします。
 ELBSecurityPolicy-TLS-1-2-2017-01
select security plicy
※「ELBSecurityPolicy-TLS-1-2-2017-01」はTLSの1.0/1.1が無効になり、TLS 1.2のみが有効になったセキュリティポリシーです。

3. TLSのバージョン確認

(1). 以下のURLにアクセスします。
https://www.cdn77.com/tls-test

(2). 入力欄にホスト名を入力し、「Test now」をクリックします。
※例として、「https://www.google.com/hoge」の場合は「www.google.com」がホスト名になります。
tls checker

(3). 以下の結果が表示されることを確認します。

TLS 1.2	enabled
TLS 1.1 (deprecated) disabled
TLS 1.0 (deprecated) disabled
SSLv3 (deprecated) disabled
SSLv2 (deprecated) disabled



以上で全ての手順は完了になります